こんにちは、ユウシンです。
4年生は、今年最後のマンスリーを終え、年明けには、範囲なしの組分けテストがあります。範囲がないので、付け焼き刃の勉強では太刀打ちできません。今回は、そんな組分けテストの具体的な方法をお伝えします。
対策は、弱点克服です。
組分けテストは、普段のマンスリーテストとは訳が違います。マンスリーテストは、1ヶ月分の範囲が理解できていれば、対応できます。しかし、組分けテストは、範囲がないため、1年間の積み重ねがそのまま結果に反映されます。当然、忘れている範囲やそもそも理解が甘い範囲などがたくさんあるはずです。対策の基本としては、弱点を克服することです。試験範囲全体を見通して、弱点を見つけ出し、そこを潰すという作業を冬休みにやりきることがとても重要です。
算数
まずは、最重要科目算数から見ていきましょう!
算数の対策としては、以下の項目をやりきりましょう。
- 全範囲のデイリーチェックを解き直す
- 明らかに理解が甘い範囲のテキストを読み直す
デイリーチェックは毎週の復習テストなので、その週の範囲を最も効率よくさらえる教材です。まずは、そのデイリーチェックを完璧にしましょう。しかし、忘れているために全く解けない単元もあるはずです。そのような忘れてしまっている単元に関しては、テキストに戻って読み直したりなど、復習しましょう。
ちなみに、デイリーチェックを完璧にするための方法は、[中学受験]プロが教える復習の仕方![最後は気合です。]をご覧ください!
国語
国語については、文章読解の方法などを家庭学習で復習しても、そこまで効果は期待できないので、語彙や漢字などの知識系を固めましょう。
ということで、やることは以下の通りです。
- 言葉ナビ
- 漢字
- 知識の冒険
サピックスの平常授業で扱われている知識系の教材は上記の通りです。
以下にそれぞれのやり方を記しますが、正直、国語にそこまで時間かけても効果は薄いです。なのでとりあえずは、デイリーチェックを全て解き直して、その直しを重点的に取り組むというので十分だと思います!
言葉ナビ
言葉ナビの1年間の範囲をざっと確認するのが理想ですが、全てを完璧にするのはかなり厳しいので、以下の手順で取り組んでみてください。
- 1周する(スピード意識)←間違えた問題には、忘れずにチェック
- チェックのついた問題のみ確認する
- 合っていたらチェックを消し、間違ったらそのまま残す
- 繰り返して、チェックがなるべく外れるようにする
漢字
漢字に関しても、全てを完璧にするのは、ほぼ不可能です。
なのでやることは、絞った方が良いです。
おすすめなのは、デイリーチェックの漢字のみ見直すというものです。
知識の冒険
こちらは、4週に1回、テキストにあるコーナーで敬語などの日本語の知識を確認するものです。こちらも当然範囲に含まれるので、復習するのがベストでしょう。
しかし、これも全てやり直すのは厳しいので、デイリーチェックのみで良いでしょう。
理科
続いて、理科です。
理科は、暗記と計算が半分ずつある科目です。分野によっては、練習が必要な物もあるので、勉強方法は、分野によって見極める必要があります。
やるべきことはこんな感じです。
- デイリーチェック解き直し
- 理解が甘い分野をテキストの確認問題で練習する
理解が甘いというのを点数で線引きするのもアリだと思います。少なくとも、デイリーチェックだけは完璧にするということをすれば十分だと思います。
もし、そこまで余裕がなければ、デイリーステップの解き直しでもよろしいでしょう。
社会
最後は社会です。
社会は、暗記が中心なので、穴があるとその分点数を落としてしまうので、できるだけ知識の穴をなくすイメージで取り組むと良いでしょう。
とはいえ、これも全ての知識を確認するのは、無理なので、取り組むのは、以下のもので良いと思います。
- 毎週のデイリーステップの確認
実際、冬休みの期間を考えると、このくらいしかできないでしょう。デイリーステップはすでにオレンジで記入されているので、その部分を赤シートで隠しながら完璧にすると良いでしょう。
暗記の仕方に関しては、[暗記克服]最強の暗記方法とグッズ紹介[中学受験]をお読みいただければ、効率よく学習できます!
まとめ
いかがでしたか?
組分けテストは、大きくクラス変動が起きるテストです。普段できる子も、それが実力に反映されていなければ、大きくクラスを落とすことになるでしょう。また、冬休みにしっかり対策すれば、1年間の範囲をしっかり復習することができ、5年生のスタートを上手く切れるでしょう!
皆様の参考になれば幸いです。
以上です。