こんにちは、ユウシンです。
今回は、やることはわかっているけど、毎日の計画の立て方が分からない方や、立てているけど、それ通りにお子さんがやってくれないという方向けに、計画の立て方と、実際のサンプルを紹介していきます。
計画を立てる前に、目標を!!
まずは、何をするべきかを明確にしましょう。そのため、まずは、長期・中期・短期の目標を立ててください。目標は必ずお子さん自身で考えてもらい、それが実現可能なレベルかどうかを親御さんで判断してあげてください。
例えば、こんな感じです。
- 長期:来年度のはじまりには、αクラスに行く!(サピックスなら)
- 中期:次回のマンスリーテストでクラスを1つ上げる!
- 短期:今週のデイリーチェックを全科目90点以上を目指す!
目標が決まれば、それに対してのやることを各科目ごとに紙に書き出しましょう!
こんな感じで紙に書きます。ちなみに、先ほども言いましたが、お子さんと一緒にやってあげてくださいね!!
これが、計画を立てる前段階として準備ができたら、実際にスケジュールを組みます。
それでは見ていきましょう!!
計画を立てる際の注意点
計画を立てる時にいくつか注意するべきポイントがあります。
- 無理のない計画を立てる(挽回が利くようにする)
- メインの内容は最低でも2周、できたら3周できるようにする
- 1回目の復習は授業の翌日か翌々日までにこなす
- やることに優先順位をつける
- 1日の中で何をいつやるのかを明記する
こんな感じです。一つ一つ見ていきましょう!
計画は余裕を持って立てる
計画は、余裕を持って立てましょう。
そのために、毎日のやることを減らすのもありですが、どちらかというと振替できる日を作っておくことの方が望ましいです。子どもは、体調を崩しやすかったり、あまりにも眠くて寝てしまったりと予期せぬ事態が起こりやすいです。その場合に備えて、半日から1日分は補填できる日を作っておきましょう。
メインの内容は2~3周はする
知識や解き方を定着させるために最も重要なのは、言わずもがな、反復です。1回できるようになっただけで、1年後もその記憶を保ち続ける人間など天才しかいないので、諦めて、反復をさせてください!!
最初の復習は授業後2日目までに!!
人間の記憶力は、かなりいい加減です。有名なグラフですが、エビングハウスの忘却曲線というのがあります。1日で70パーセント忘れてしまいます。3日も4日も経ったら、もはやほとんど覚えていません。ちなみに、1時間経ったら半分ぐらい忘れるらしいです。もはやボケてると思うかもしれませんが、人間の脳味噌はこんなもんなのです。。
ということで、早めの復習と反復がめちゃくちゃ大切ということがお分かりいただけましたでしょうか!
やることに有先順位をつける
やることには優先順位をつけるべきです。何か特別な事情があって、全部はやりきれないという時に、何をやったら良いか分からないというのを防ぐためです。
特に、計算は毎日こなした方が良いです。なので、計算のドリルのようなものは、毎日のマスト項目として、まずそこから取り組むようにすると良いです。
1日の中で何をいつやるか明確に
時間帯によって最適な勉強の種類があります。例えば、朝は、最も集中力がある時間帯なので、理数系の計算や思考力を使う問題を解くと良いでしょう。また、じっくり暗記するようなものは夜に行うと、睡眠によって記憶が整理され、定着しやすくなります。
また、いつ何をやるか具体的に示されている方が、行動に移しやすいです。
計画表のサンプル
それでは、ここまでの注意点を踏まえて、僕が実際の指導で作成している計画表のサンプルをお見せします!
4年生のサピックスの生徒をイメージしています。
こちらは、サピックスの4年生をイメージしており、週2回習い事もしている設定です。土曜日は、余力がありそうですが、これがいわゆる余裕です。平日でできなかった部分は土日で解決できると良いでしょう。
また、上の項目ほど優先になっており、基本的に優先順位の高いものから取り組みます。
ちなみに、4年生のサピックスの生徒のやるべきことは、[αクラスへ一直線!!]サピックス マンスリーテスト 対策[4年生]でまるまる紹介していますので、気になった方は是非読んでください!
計画を全てこなすために
ここまでの方法で計画を立てたは良いものの、それを実際ににこなせるかが一番の問題ですよね?ということで、こなすためのコツを紹介します。
それは、勉強量をしっかり可視化し、それに見合ったご褒美を上げるということです。
これは、お子さんの正確にもよりますので、全員にマッチするわけではありませんが、一定の効果は得られると思います。
まず、先ほどのスケジュール表のサンプルのそれぞれの項目の左側に□があると思います。ここに、やった項目に関してはチェックを入れてもらいます。
そして、1項目1ポイントとでも換算しましょう。そして100ポイント集まったら、何かと引き換えれるなどの家庭内で勉強をこなすことにゲーム性を与える工夫が大切だと思います。
まとめ
いかがでしたか?子ども一人で目標を立て、計画を立てるなど、高校生ならわかりますが、小学生に求めるのは相当厳しいです。ということで、そこは、お子さんの一番のスポンサーである親御さんが是非協力してあげてください。また、どうしても厳しいようなら、家庭教師の先生にお任せするのも良いと思います。
ちなみに、家庭教師をお考えの方は、こちらから一括資料請求できます。しかもこのサイトを経由すると20,000円の学習支援金がもらえるそうなので、おすすめです!