こんにちは、ユウシンです。
どうやったら効率の良い復習の仕方ができるのかしら?
勉強しているのに、成績が上がらないよ!!!
こうお悩みの方は多いのではないでしょうか?
この記事では、復習の仕方がわからない方や、復習自体はしているが、成績が上がらない方に、僕の今までの受験経験や指導経験をもとに、復習の仕方の全てをお教えします!!!
是非、マスターして、毎回の復習を完璧にして、ガンガン成績をあげちゃってください!
この記事でわかること
- 復習をする上で重要なことがわかる
- 具体的な復習方法がわかる
- 復習をする上でしてはいけないことがわかる
- 宿題のチェックの方法
こんな感じです!
それでは、見ていきましょう!!
復習は「気合」は半分以上当たっている
はじめに、元も子もないことを言ってしまうようですが、復習は気合です。
もう少しわかりやすく言うと、反復が全てと言ってしまっても良いでしょう。
反復は、きついですよね??でも気合で乗り越えましょう(⌒▽⌒)
とは言っても、小学生のお子さんがモチベーションを維持しながら反復するのはほぼ不可能です。なので、少し効率をあげる方法をご紹介します!!
くれぐれも忘れてはいけないのは、絶対的な勉強量は間違いなく必要だと言うことです。
正しいタイミングで復習をしよう
人間の記憶はかなり曖昧です。そのため、覚えたことは基本的にすぐ忘れます。
よく、
この前教えたでしょ!!なんでもう忘れてるの!!
と怒ってしまう方をお見かけしますが、その理由は、人間の記憶がかなりの雑魚だからです笑
なので、忘れてしまうことを怒ってはいけません。忘れることは子どものせいではありません!
参考までに、こちらの有名なグラフを見てください。
1時間で44%忘れます。1日で67%忘れます。そりゃ忘れますよね…。
お子さんの記憶力が悪いのではないか??と不安になった方もいるかもしれませんが、皆んな一緒なので、ご安心を!!
じゃあ、どうしたらいいの??
はい、そこで、大事なのは、復習するタイミングです。
先ほどのグラフを参考にすると、一度覚えたものは、20分で忘れてしまいます。ならば、20分以内に復習しましょうと言うことです。
最適な復習のタイミングはこんな感じです。
- 直後に軽く
- 翌日にがっつり
- 週末にもう一回
- 次の授業の前日や直前にもう一度
合計で、少なくとも3回は復習します。
これだけやると、ほぼ確実に覚えますし、やらなければ覚えられません。これが、復習を完璧にするための最低限の勉強量です。この量が確保できていない場合は、まず勉強時間を取るところから見直しましょう。
具体的な復習方法
復習の方法は、復習するタイミングによって変わってきます。なので、それぞれのタイミングごとに解説していきます!!
授業直後
理想は、直後ですが、自主的にやるお子さんはかなり少ないと思いますので、帰ってきたあとや、お迎えに行くのであれば、そのタイミングで復習をします。
その時のポイントは、
- なるべく、浅く広く復習する
- 自分の言葉で説明させる
ということです。
具体例ですが、メンタリストのDaiGoさんがおっしゃっていた「40秒復習法」というのがあります。
これは、直前にやった内容を、自分の言葉で40秒ぐらいで思い浮かべながら説明するというものです。これは、本当に効果があります。記憶の持ちに雲泥の差が生じます。
とは言っても、これを授業後にやりなさいよと言っても、まあやらないと思うので、帰ってきてから、「ここの部分をお母さんに教えてよ!」などと言って、復習する機会を作ってあげてください。
翌日
できれば翌日がいいですが、2日以内であれば大丈夫です。
ここでがっつり復習することが大切です!!
手順はこんな感じです。
- まず、全く何も見ずに解き直す。
- 丸つけ
- 間違えた問題に✔︎をつける
- 解説をしっかり読んで直す。理解できなければ、すぐに親や先生に質問する。
特に大切なのが、しっかり理解するということです。とにかく曖昧にして終わらせるのだけは避けてください。ほとんど意味のない復習になってしまいます。
週末
週末でなくても良いですが、3~4日ほど空いたタイミングでもう一度復習しましょう。
この時は、授業翌日の復習で✔︎をつけた問題のみ復習します。
- ✔︎のついた問題を何も見ずに解き直す
- 間違えた問題に別の印をつける(色を変えるのでも可)
- 解説をしっかり読んで直す。理解できなければ、すぐに親や先生に質問する。
基本的な方法は、授業翌日とほぼ同じです。まあ、もう一回やりましょうということです。
授業前日
大体、授業のときに前の週の内容のテストなどがあると思うので、そこに向けて、もう一度確認しておきましょう。
ここでは、週末に解いた際に間違えた問題を解き直します。もし、それがなければ、授業翌日で間違えた問題をもう一度解き直しましょう。
お疲れ様です。ここまでくれば、ほぼ100%完璧になっているでしょう!!
しっかり計画を立てよう!
ここまで、復習の仕方を見てきましたが、これらをこなすためには、一週間の計画が必要不可欠です。お子さんが自分で計画を立てて勉強するというのは、相当なハードルなので、そこは、親御さんがサポートしてあげてください。
計画の立て方については、[確実にクラスアップ]現役家庭教師が計画の立て方を解説[中学受験]で詳しく解説していますので、是非ご覧ください!!
また、復習の中には、暗記もあります。暗記の具体的な方法に関しては、[暗記克服]最強の暗記方法とグッズ紹介[中学受験]で解説しています。
ちなみに、家庭学習においても全く同じなので、計画を立てて、しっかり復習すれば、確実に実力はつきます!!
これだけは避けたい勉強法
復習はしっかりやっているはずなんだけど、なんか点数が上がらないという方のほとんどの原因が、「チラチラ答えや解法を見ている」というのがあります。
これ、本当に多いんですよ。。。
とにかく解き直しは、全く何も見ずに行ってください。解答や解法が書いたノートを見て、あーそうだったを思い出して解き直して、それで出来た気になってしまっても、実力は上がりません。
宿題のチェック
「宿題をやった」という判断は、その問題が「解けるか」で判断してあげてください。
ただ宿題の範囲の問題を解いてあるかを確認するのではなく、「じゃあ、この問題ママに説明してみて」と尋ねたり、コミュニケーションの中で、宿題チェックを行うことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
くどいようですが、復習を完璧に行うには、最低限の勉強量が必要です。これが、結構な量になりますので、まずは勉強量の確保をしましょう。
そのためには、親御さんが協力して、計画表を立てることが重要です。
中学受験は、お子さんだけの力ではなかなか成績は上がりません。ある程度は、親御さんも協力する覚悟は必要です。
以上です。